君との恋は面倒すぎる

りんご飴を買いに行くと大きいのと小さいので悩んでしまう。

大きいの買って蒼空くんの前で大きな口開けて食べるのはしたなくない?

幸い後ろに並んでる人はいないので思い切り悩んでしまう。


「ねぇ、悩みすぎ。本当は大きいのにしたいんじゃないの」


そう言いながら少し揶揄ってくる蒼空くん。


「でも…。うーん…。」


変なところで優柔不断が出てしまってる。

こんな所で蒼空くんの時間を奪っている場合ではないのに。


「もう、仕方ないな。大きいのと小さいの1つずつください。」


そう言ってお金を出してくれる蒼空くん。


「え!いいよ、自分で買うよ!?それに何で2つ?」

「いいから、初めての…デートなんだからこれくらい甘えてて。でかいのは家帰ってからでも食べなよ」


そう言って出店のおじさんが袋に入れて渡してくれたりんご飴を蒼空くんが受け取る。

そしてそれを私にくれる

初めてのデートって言葉も、こんなに優しくされるのも嬉しくて、何も言えなくなる。