────昼休み
チャイムが鳴って周りもぞろぞろと立ち上がって移動し始める。
私もお弁当が入った袋を掴んで紗月の元へ向かった。
「紗月、お弁当食べよう!」
そう声を掛けると紗月が呆れた様な顔をしている。
「…誘わないの?」
「えっ」
誘わないのは、蒼空くんの事だと思う。
でも蒼空くんいつもお昼は、薫くんと食べてるし。
薫くんとは、来栖 薫くん。
地毛が元々明るめで少しちゃらそうに見えるけど、優しいからとクラスで人気がある。
蒼空くんと高校から仲良くなったみたいで、よく一緒にいる。
蒼空くんは話しかけられたら話すっていう人だから薫くんがくっついてるが正解だけど。
お顔が良い2人はクラスの女子の癒しになっている。
全然タイプが違うのがまた良いみたい。
私は蒼空くん一筋だけど!なんて誰も聞いていない宣言を心の中でする。
チャイムが鳴って周りもぞろぞろと立ち上がって移動し始める。
私もお弁当が入った袋を掴んで紗月の元へ向かった。
「紗月、お弁当食べよう!」
そう声を掛けると紗月が呆れた様な顔をしている。
「…誘わないの?」
「えっ」
誘わないのは、蒼空くんの事だと思う。
でも蒼空くんいつもお昼は、薫くんと食べてるし。
薫くんとは、来栖 薫くん。
地毛が元々明るめで少しちゃらそうに見えるけど、優しいからとクラスで人気がある。
蒼空くんと高校から仲良くなったみたいで、よく一緒にいる。
蒼空くんは話しかけられたら話すっていう人だから薫くんがくっついてるが正解だけど。
お顔が良い2人はクラスの女子の癒しになっている。
全然タイプが違うのがまた良いみたい。
私は蒼空くん一筋だけど!なんて誰も聞いていない宣言を心の中でする。

