君との恋は面倒すぎる

片付けも終わってSHRも終わってそれぞれ帰宅するところだった。


「七瀬」


蒼空くんの声が聞こえて振り返る。


「一緒に帰れる?」


初めて蒼空くんが誘ってくれた。

今日私死んでしまうんじゃないかって思うほど与えられすぎている。

感動しすぎて両手で口元を抑えていた。


「…?」


蒼空くんは不思議そうに首を傾げている。

何してんの?と言いたげなその表情すごく可愛い。

うちの彼氏尊いってこういう時に使うんだろうな。


「一緒に帰りたいって私も思ってた!」


そう答えると蒼空くんはふっと少し優しい表情をしてくれる。

何、今の表情。