ふと蒼空くんを見ると、こっちから顔を逸らして反対側を向いていた。表情は見えないけれど、耳が少し赤い気がしなくもない。
私の左手は蒼空くんの右手によってしっかり握られていて、顔が熱くなる。
まさか蒼空くんがこんな風に手を繋いでくれるとは思っていなくて、許可が降りたら自分から繋ぐ覚悟だったのに、まさかの彼の行動に鼓動が鳴る。
「あ…、え?」
「何驚いてんの。七瀬が手繋ぎたいって言ったんじゃん」
「それはもう本当その通りなんですけど」
思わず敬語になってしまう。
手を繋ぐだけでこんなにドキドキするとか、ハグとかその先…と、考えただけで頭が爆発しそうになる。
いやいや、最近私欲張りになりすぎだから!
蒼空くんの近くにいるとどんどん欲張りになっていく自分が怖い。
これ以上求めちゃいけないとわかっているのに、もっと、もっと、と考えてしまう。
周りの恋人たちはどんな風に先に進んでいくんだろう。欲深くなって、その欲を相手に伝えるのは勇気がいる事で、進むことすら難しい。
恋愛偏差値の低い私には想像もつかない。
私はこんなふうに常に考えているけれど、蒼空くんも私とこうしたいって思ってくれることはないのだろうか。
そう思うことすら、望み過ぎだってわかっているけれど、最近の蒼空くんを見ていると、どうしても期待したくなる。
私の左手は蒼空くんの右手によってしっかり握られていて、顔が熱くなる。
まさか蒼空くんがこんな風に手を繋いでくれるとは思っていなくて、許可が降りたら自分から繋ぐ覚悟だったのに、まさかの彼の行動に鼓動が鳴る。
「あ…、え?」
「何驚いてんの。七瀬が手繋ぎたいって言ったんじゃん」
「それはもう本当その通りなんですけど」
思わず敬語になってしまう。
手を繋ぐだけでこんなにドキドキするとか、ハグとかその先…と、考えただけで頭が爆発しそうになる。
いやいや、最近私欲張りになりすぎだから!
蒼空くんの近くにいるとどんどん欲張りになっていく自分が怖い。
これ以上求めちゃいけないとわかっているのに、もっと、もっと、と考えてしまう。
周りの恋人たちはどんな風に先に進んでいくんだろう。欲深くなって、その欲を相手に伝えるのは勇気がいる事で、進むことすら難しい。
恋愛偏差値の低い私には想像もつかない。
私はこんなふうに常に考えているけれど、蒼空くんも私とこうしたいって思ってくれることはないのだろうか。
そう思うことすら、望み過ぎだってわかっているけれど、最近の蒼空くんを見ていると、どうしても期待したくなる。

