君との恋は面倒すぎる

「早く着替えてきたら。」

「まずは疲れた私を思い切り抱き締めてくださっても…」


そう言いながら腕を広げると蒼空くんは「はいはい」と呆れながら、抱き寄せてくれる。

何年経ってもこうして甘やかしてくれるから調子に乗ってしまう。

おまけに優しく頭を撫でてくれるとまで来た。

この時間が今は一番好き。


「さ、話あるから着替えてきて。」


そういうと身体を離して仕事部屋の方に戻ってしまう。

話…?なんだろう。

蒼空くんに言われるまま着替えに行って、リビングに戻る。