君との恋は面倒すぎる

翌日、約束通り紗月と会っていた。

久しぶりに紗月の家に遊びに来ていて、ゆっくり紗月の部屋で二人きりで話す。


「どう?向こうは」

「うん、ようやく友達も出来てきたし楽しいけどやっぱこっちが良いな。」

「柊くんいるしね」


なんて茶化すように言ってくる。


「紗月もいるし!」


そう食い気味で返事をすると、紗月は優しい表情をして少しだけ笑ってくれる。

短かった紗月の髪は少し伸びていて、高校生の時よりもすごく大人っぽくなっている。

髪が長くても可愛らしい。


「…あ、そう言えばなんだけどさ」


そっと紗月が話し始めたのを聞いていると、緊張したような様子でこちらまで少し緊張してしまう。