君との恋は面倒すぎる

「夏休み帰省する!それと、他の日程だとね…」


予定を話しながら計画できるのはすごく嬉しかったし楽しかった。

蒼空くんのおかげでまだこっちでも全然頑張れそうな気がする。


『…元気出て良かった。』

「ん?私そんなに元気なかった?」

『うん、割と心配になるレベルで。』


無意識のうちに色々な感情が声に出ていたのかもしれない。

変な心配の掛け方してしまった。


「…ねぇ、蒼空くん。」

『うん』

「大好きだよ」


そう伝えた後数秒の沈黙が流れる。

突然言ったから困らせた?


『…うん、俺も』


多分蒼空くんが返せる精一杯の言葉を探してたんだと思う。

好きは聞けなかったけどなんだかその一言で安心できた。

照れくさくて笑っていると『俺、もう切るから。おやすみ。』と言って逃げるように電話を切る蒼空くんがまた少し可愛らしい。

考えてるのが私だけじゃないって知れて嬉しかった。