君との恋は面倒すぎる

次の日の昼休み


「───り。…日和。」


どうやってあの空き教室に来たかも分からないまま気付いたら空き教室にいた。

名前を呼んでいたのは蒼空くんで、ちょうど今来たのか私の肩を叩いていた。


「…あ、ごめん。ぼーっとしてた」


そう言って少し笑って「はい、今日のお弁当」と言って渡すと「…ありがとう」と私の様子に疑問を持ったままお弁当はひとまず貰ってくれる。


「大丈夫?体調悪いの?」

「いや、違うよ。考え事してて!」


誤魔化そうとしてもこんなので蒼空くんが誤魔化されてくれるわけないのは、私が1番よく知ってる。

こちらを黙って見てくる蒼空くんに観念して、重たい口を開く事にした。

反応が怖いけど、どうせこの先隠せ通せないし蒼空くんがもし「行くな」って言ってくれたら…なんてそんな淡い期待をしていた。