君との恋は面倒すぎる

次の日、かなり早起きして見た目も整えて学校に向かう。

お母さんに手伝ってもらったおかげで食べれるお弁当にはなったし、見た目も悪くない。

喜んでくれるかな…。

いつもと違う足取りで学校に向かう。

学校に行くと、相変わらず蒼空くんは薫くんといた。

本当べったりだな、あの2人。

お弁当、いつ渡そう。

絶対今ではないよね。

そう思い直して、スクールバッグの反対側にお弁当が入った袋をかける。

喜んでくれるかな、蒼空くん。

そう思っても、中々お弁当が渡せない時間が続いた。