君との恋は面倒すぎる

───Side 日和


 ずるい…。電話切る直前、あんな優しい声でおやすみって…。

 初めておやすみだなんて言い合えたことに少し浮かれる。

 お兄ちゃんのおかげなのが癪だけど、寝る前に蒼空くんと話せた嬉しさで、今だけは少し感謝してしまう。

 大好きなんだけどどう伝えれば良いんだろう。
 蒼空くんも少しは私を好きだって思ってくれてるのかな。

 期待してもいいよね?
 私に少しは気があるから告白OKしてくれたって。

 兄の部屋を出て自分の部屋に戻ると、ベッドに寝転がり足をバタバタと動かす。

 彼の行動や言動で一喜一憂してしまう。
 今日だって昼休み少しでも寄り添おうとしてくれていた。
 交際してからも毎日毎日どんどんと好きにさせられる。