君との恋は面倒すぎる

それから更に2ヶ月が経って冬が来た。

あれから蒼空くんはいつも通り接してくれるけど、茉莉ちゃんは距離を着実に縮めていたと思う。

話しかけられているから返事をしているって感じだけど、それももう慣れてきた。

わざわざ話しかけてきてる人を無視したりはしないし、

それが普通だと思うから。


「いや、おかしいでしょ」


ファーストフード店で紗月が少し怒ったような声を出す。


「え?」

「何で日和がそこまで我慢してるの。彼女じゃないの、日和。」

「あー…、うーん。彼女だからって何かを縛る権利なんて無いよなって思って。」


苦笑いしてオレンジジュースを口にする。

もう冬休みに入れば2人の姿見なくなるし、いいかなって呑気な事も考えていた。