君との恋は面倒すぎる

紗月と進路指導室で一緒に色々見た後、久しぶりに一緒に帰る。

そのつもりで玄関まで一緒に出たんだけど、見慣れた2人の姿があって

その2人は薫くんと蒼空くんだった。

何か気まずいかも…。


「紗月、今日は俺と帰んね?」

「えっ」


紗月よりも先に私が薫くんの言葉に反応してしまった。

紗月は無表情で薫くんを見て「ああ、そういうこと」と呟く。

私よりも少し身長の高い紗月の顔を見て首を横に振ると、紗月は少し困った顔をしている。


「…日和、行っといで」


そう言って私の背中を押す。

紗月の裏切り者…!