君との恋は面倒すぎる

「で、でも…「島崎。」」


蒼空くんが牽制するように名前を呼ぶと茉莉ちゃんは小さな声で「…わかった」と言っていた。

そのまま朝食会場に戻っていったのか、ドアが閉まる音がする。

トレーに乗った朝食をテーブルの上に置く。


「薬、飲まなきゃだから一口でも食べれる?」


蒼空くんの言葉に頷いて身体を起こす。

パンとちょっとしたおかずと、飲み物と薬が乗っていた。

テーブルと椅子の方に移動すると蒼空くんも向かいに座る。

こうやってふたりきりなの変な感じ。

修学旅行中初めてじゃないけど、基本的に誰かいるから。

そう言えば、初めて蒼空くんの不安そうな所見た気がする。

いつもそんな姿見たことなかった。