君との恋は面倒すぎる

ドアの方から声が聞こえる。


「日和ちゃん、平気?」

「うん。大丈夫。朝食ありがとう」


茉莉ちゃんの声だ。

やっぱり蒼空くんとは普通に話せるんだな。


「…私も残ろうかな。」

「ごめんけど、何も無いなら行って欲しい。今日は2人にさせて。」


蒼空くんの静かな声が鮮明に聞こえる。

そうやってはっきり断ってくれる。

昨日だって、もしかしたら1人で行くから良いよって言ったのにそこに茉莉ちゃんが着いてきたのかもしれない。

そうだとしたらなおさら蒼空くんは悪くない。

いつも不安にさせないような行動してくれてるのに…。