君との恋は面倒すぎる

蒼空くんはベッド脇に座ると、私の頭を撫でる。


「…色々考えたけど俺の何が日和をそんなに悩ませて傷つけたのかわかんなかった。ごめん。」


謝る蒼空くんに首をふる。

違う、蒼空くんが悪いわけじゃないの。


「もし話せるようになったら聞かせて。俺、ちゃんと待つから。…お願いだから離れるって選択だけは取らないでいて。」


切なげな表情が目に映る。

離れるなんて出来る訳無いのに。

なんて言ったら良いかわからない。

昨日の茉莉ちゃんは私を探しに来た蒼空くんを連れてきただけで、楽しそうに話してるのが嫌だったなんて、私の心が狭いとしか言いようがない。

幻滅されるのは私かもしれない。

離れないでは私のセリフなの。

部屋がノックされて蒼空くんが出てくれる。