君との恋は面倒すぎる

「先生、七瀬が体調悪そうなんですけど。」

「あら、症状は?話せる?」


保健係の先生が私に話しかけてくる。


「…頭痛がします」

「そう、じゃあ一度部屋で休みましょうか。今体温計とか色々持っていくわね。柊くん、本当はダメだけど連れてってあげてくれる?」

「はい」


そう返事をして私の方を向く。


「歩ける?」


蒼空くんの優しい声にうんと頷くと、腕を引いてゆっくり歩き出す。