君との恋は面倒すぎる

「ありがとう!大事にする!」


そう言うと少し笑って頭をぽんぽんと撫でてどこかに行ってしまう。

撫でられた頭に触れて、少し俯く。

こんなに大事にされてて嫉妬するとか心狭いのかもしれない。

ふと茉莉ちゃんの方を見ると、蒼空くんを目で追っている。

やっぱそうだよね…。

気づいてしまったことを後悔する。

いつも大事なこと気付けないんだからこういうことも気付けなかったら良かったのに。

これからどうしたらいいんだろう。