帰宅して夕食の時間。
家族みんなが揃ってゆっくり会話できる時間だ。
その時何も考えず母に「ねぇ、お母さん。明日お弁当一緒に作りたいんだけど良いかな」と声を掛けると、家族全員の目が私の方に集まる。こんな事を今までに言ったことなんてなかったから、家族合かなり驚いていたらしく、私も恐る恐る「…何」と言葉を漏らす。
そんな私の不機嫌な問い掛けに口を真っ先に開いたのはうちの兄だった。
「お弁当?お前が?やめとけよ、真っ黒になる落ちしか見えねー」
そんな余計な事を言うのは同じ高校に通う年子の兄の拓海《たくみ》。
中学時代にはバスケをやっていて蒼空くんとも交流がある。
蒼空くんとうちの兄が仲良かったイメージは無いがそれなりに話していた印象だけはあった。主にうちの兄が絡んで、だけども。迷惑な兄である。
「良いの!だからお母さんに教えてって頼んでるんじゃん!」
「でも何で急にお弁当自分で作るってなったの?」
母に聞かれて再度みんなの目が私に向く。
彼氏に作るからなんて恥ずかしくて言えず、顔がボンッと熱くなる私に母と兄が口元を緩ませ始める。父は少しだけ厳しい表情をしながら白米を口に運んでいる。
家族みんなが揃ってゆっくり会話できる時間だ。
その時何も考えず母に「ねぇ、お母さん。明日お弁当一緒に作りたいんだけど良いかな」と声を掛けると、家族全員の目が私の方に集まる。こんな事を今までに言ったことなんてなかったから、家族合かなり驚いていたらしく、私も恐る恐る「…何」と言葉を漏らす。
そんな私の不機嫌な問い掛けに口を真っ先に開いたのはうちの兄だった。
「お弁当?お前が?やめとけよ、真っ黒になる落ちしか見えねー」
そんな余計な事を言うのは同じ高校に通う年子の兄の拓海《たくみ》。
中学時代にはバスケをやっていて蒼空くんとも交流がある。
蒼空くんとうちの兄が仲良かったイメージは無いがそれなりに話していた印象だけはあった。主にうちの兄が絡んで、だけども。迷惑な兄である。
「良いの!だからお母さんに教えてって頼んでるんじゃん!」
「でも何で急にお弁当自分で作るってなったの?」
母に聞かれて再度みんなの目が私に向く。
彼氏に作るからなんて恥ずかしくて言えず、顔がボンッと熱くなる私に母と兄が口元を緩ませ始める。父は少しだけ厳しい表情をしながら白米を口に運んでいる。

