あの昼休み後は、当然浮かれに浮かれていた。
ネクタイの裏側を見たら間違いなく蒼空くんの名前が刺繍されている。
「なんか幸せそうだね」
紗月にツッコまれ、「へへへ」と笑ってネクタイの裏を見せる。
紗月が少しネクタイに顔を寄せると、蒼空くんの名前を見て「おおっ」と反応していた。
「日和ずっと言ってたもんね、他のカップルみたいに交換してみたいって」
「おかげさまで夢が叶いました」
それにまさかネクタイを彼に結んでもらえるなんて思っていなくて、さっきの甘い時間を思い出しては口元がだらしなく緩む。
「日和、一応人前だからね」
紗月に言われるも中々緩んだ頬は引き締められない。
普通は、この学校では、周りが付き合ってすぐするのに、付き合って二年経過して、今更?ってことでも嬉しくて仕方がない。
今蒼空くんは七瀬の詩集が入ったネクタイを付けてるんだよね。
そう思ったら尚更嬉しくなってだらしない顔は増す。
「紗月ー、現文の教科書貸して」
そんな時、薫くんがドアの所から紗月に声を掛ける。
「あんた忘れ過ぎじゃない?」
そう文句を言いながらも、現文の教科書を机の中から取って薫くんの元へ向かう。
いつも思うのだけど二人が並んだ姿は絵になる。紗月も身長高くて美人だし、薫くんとちょうどいいバランスで隣にいて美男美女。
紗月と話す薫くんはすごく楽しそうだし、お似合いなんだけどな。蒼空くんに本人たちの気持ち次第と言われてからただただ見守ってはいるが、いつか恋人になるなんてこともあるんじゃないかと思わずにはいられない。
薫くんと目が合うと手を振られ私も振り返す。
最近話する機会なくなっちゃったもんな。クラス離れてからは特に。
紗月は家が近いのもあってよく会ってるみたいだけど。
ネクタイの裏側を見たら間違いなく蒼空くんの名前が刺繍されている。
「なんか幸せそうだね」
紗月にツッコまれ、「へへへ」と笑ってネクタイの裏を見せる。
紗月が少しネクタイに顔を寄せると、蒼空くんの名前を見て「おおっ」と反応していた。
「日和ずっと言ってたもんね、他のカップルみたいに交換してみたいって」
「おかげさまで夢が叶いました」
それにまさかネクタイを彼に結んでもらえるなんて思っていなくて、さっきの甘い時間を思い出しては口元がだらしなく緩む。
「日和、一応人前だからね」
紗月に言われるも中々緩んだ頬は引き締められない。
普通は、この学校では、周りが付き合ってすぐするのに、付き合って二年経過して、今更?ってことでも嬉しくて仕方がない。
今蒼空くんは七瀬の詩集が入ったネクタイを付けてるんだよね。
そう思ったら尚更嬉しくなってだらしない顔は増す。
「紗月ー、現文の教科書貸して」
そんな時、薫くんがドアの所から紗月に声を掛ける。
「あんた忘れ過ぎじゃない?」
そう文句を言いながらも、現文の教科書を机の中から取って薫くんの元へ向かう。
いつも思うのだけど二人が並んだ姿は絵になる。紗月も身長高くて美人だし、薫くんとちょうどいいバランスで隣にいて美男美女。
紗月と話す薫くんはすごく楽しそうだし、お似合いなんだけどな。蒼空くんに本人たちの気持ち次第と言われてからただただ見守ってはいるが、いつか恋人になるなんてこともあるんじゃないかと思わずにはいられない。
薫くんと目が合うと手を振られ私も振り返す。
最近話する機会なくなっちゃったもんな。クラス離れてからは特に。
紗月は家が近いのもあってよく会ってるみたいだけど。

