君との恋は面倒すぎる

「あー、いや。いいかな…」


さすがに茉莉ちゃん置いていけないし、まだ残りもあるのにリスク追う必要は…。

そう考えていると茉莉ちゃんが私の服の裾を掴む。


「…いいよ。日和ちゃん、普段からいつも私に合わせてくれてるから頑張る…」


最近確かに班の中の男の子には少しでも返事はできるようになったし、充分頑張ってる。

それでも男子の部屋、なんていきなり怖いはず。


「茉莉ちゃん、無理しなくていいんだよ?」

「…うん。大丈夫」

「よし、じゃあバレないように行こ。今なら先生の見回りこの辺で集中してるはず」


紗月がスマホを取りだして何やら連絡している。

紗月はこういうの積極的にいつも行動させてくれるけど、茉莉ちゃんはそういうタイプじゃない。

本当に大丈夫…?なんて不安に思っていた。