君との恋は面倒すぎる

「沖縄って言えば何?ちんすこう?サーターアンダギー?シークワーサー?シーサー?沖縄そば?ゴーヤチャンプル?ラフテー?ジューシー?」

「知ってるもの並べただけで統一性死んでる」


薫くんと澤山くんの会話を聴きながら周りを見渡していると、遠くにいる紗月を見つける。

やっぱり紗月とも回りたかったな、私。

そんなことを考えてみていると紗月と目が合う。

手を振ると振り返してくれた。


「ああ、鈴村。」


蒼空くんも紗月の方を見ていて名前を呟く。


「明日の自由行動の時、誘ってみれば?」

「え?」

「回りたかったんじゃないの?」


確かに紗月とも回りたかったけど、それでも…。