君との恋は面倒すぎる

 怒涛の修学旅行を終えた。
 修学旅行から帰ってきた日はたくさん寝た。

 それから一週間ほど経っているけど、茉莉ちゃんとは修学旅行中、あったことを話せていない。

 ただ変わらず気になるのが、彼女が蒼空くん相手なら何も躊躇わず話せるようになっていること。

 私に話すのと同じように話している。

 蒼空くんは特に気にすることも無く、だけど、少しもやもやする。

 いまや蒼空くんとは席も隣ではないので、話しているのを見ても何話してるんだろうと気になり、探ることすらも出来ない。

 こういう時大体、彼氏と彼氏を好きな女の子は近くの席になってるもんだよなと。そういう風にしてしまう神様はなんて意地悪なんだ。

 頬杖を付きながら窓の外を見て考える。

 修学旅行が終わったら、進路の話へと切り替わっていく。

 私の進路は、まだ決まっていない。高校の時は蒼空くんと一緒がいいってそれだけで頑張れたけど、こればっかりは自分の人生に関わるのでそんな浮かれ具合で決められない。

 そんな蒼空くんは、進路をどうするつもりなのだろうか。