君との恋は面倒すぎる

お昼休み明け、HRは予想していた通り修学旅行の班決めに使われる。

蒼空くんは隣で興味も無さそうにペン回しをしている。

中学の時からなんだけど蒼空くんは手元が暇な時よくペン回しを落とさず行っている。

可愛いなって思ってしまうの私だけ?

隣を見ていると蒼空くんはふとこちらに視線を送る。


「…何」

「ううん、手元器用だなって」


そう答えると蒼空くんはまた黒板に目を戻す。

あの眠たそうな顔も地味にキュンと来てしまう。

修学旅行やっぱり蒼空くんと居たい。

もう最後のチャンスだもんね。

修学旅行で一緒に回れるなんて。

中学の時クラスは一緒だったけど班とか一緒になれなかったから。