君との恋は面倒すぎる

「ごめん、蒼空くん…」


蒼空くんに電話をして先程の事を伝えると『ふーん、頑張って』と冷たい返事が返ってきた。

流石にどうにかならないかとか粘ってくれるとかは何も考えてなかったけど、そんな言い方する?

興味の無さそうな、過ごす事が無くなってもショックでも何でも無さそうな様子に、クリスマスを過ごせなくなった事よりもそっちにショックを受けてしまう。


「え…、蒼空くんはいいの?」

『俺はそもそもクリスマスなんてどうでもいい派だから。ご家族にそう言われたならその通りにするしか無いじゃん。』


言ってる事はすごく正しいし理解はできるけど、恋人として求めていたのはその答えじゃない。


「…そうだね、今日はもう寝る。おやすみ」

『おやすみ』


そんな険悪な雰囲気で電話を終わらせてしまった。

蒼空くん酷いよ、そんな言い方しなくたって…。

多少蒼空くんも寂しがってくれるなんて甘い期待をしてしまっていたのかもしれない。