君との恋は面倒すぎる

「…随分酷い結果だな」


私のテスト結果を見てお父さんが険しい表情をしている。

浮かれに浮かれまくって、学生の本分は勉強だと言うのを忘れていたわけでは無いが、気を抜いていた。


「柊と付き合えてまだ浮かれてんだろ。」

「黙って、お兄ちゃん」


兄妹で睨み合っていると、お父さんは溜息を吐いて「冬休み、冬期講習行きなさい」と地獄の様なお告げをされてしまう。

冬期講習って…。


「クリスマスも予定埋まっちゃうじゃん!やだ!」

「学生の本分は勉強。出来なくなるなら彼氏と別れなさい。」


そう言われてしまえば塾に行くしかなくなる。

せっかく付き合って初めてのクリスマスなのに。


「…お父さん、嫌い」


そう言って逃げる様に部屋に駆け上がる。

何で別れなさいとか言うの!バカ!

と言っても一番悪いのが浮かれた私なのは分かっていた。