君との恋は面倒すぎる

───Side 日和


「ずる…」


蒼空くんからの思わぬ言葉で無事に死亡している私。

今日のファーストキスといい、好きって言葉と言い甘すぎて胸焼けしそうになってしまう。

今までずっと塩対応だったのに、砂糖対応過ぎて、この甘さは身体に毒だ。

だってこんなに与えられすぎたら、元に戻れなくなっちゃう。

好きって気持ちがどこまでも溢れ出てきて、欲張りになっていってしまう。

今まで、見ているだけでいいなんて思っていたのに。


「好きが同じくらいだったら良いのに…。」


ほら、見ているだけじゃ既に足りない。

好きを渡すだけじゃ足りないの、全て受け取るから蒼空くんの気持ち全てが欲しくなる。