空き教室で落ち着かずに待っていると、教室のドアが開いて蒼空くんが入ってきてはドアを閉めて、窓際に座ってた私の隣の席に座る。
「おまたせ」
「ううん」
こんな風に二人きりになったのは随分久しぶりで、緊張してしまう。
中学の時隣の席になって、日直になった時私が日誌書くの忘れてその罰として日誌とプリントのホッチキス留めを命じられて蒼空くんも一緒に残ってくれた。
部活もあったのに、俺も日誌の事忘れてたからって。
あの日二人きりになれて嬉しかったのまだ覚えてる。
「ごめんね。薫くんとのお昼だったのに」
「いや、別に。昼なんて誰と食べても一緒だから」
棘のある言葉に思わずズキッと胸が鳴った。
それは、そうだけど…。
時々無意識なのかこういう意味のないであろう言葉にも傷付いてしまう。
「おまたせ」
「ううん」
こんな風に二人きりになったのは随分久しぶりで、緊張してしまう。
中学の時隣の席になって、日直になった時私が日誌書くの忘れてその罰として日誌とプリントのホッチキス留めを命じられて蒼空くんも一緒に残ってくれた。
部活もあったのに、俺も日誌の事忘れてたからって。
あの日二人きりになれて嬉しかったのまだ覚えてる。
「ごめんね。薫くんとのお昼だったのに」
「いや、別に。昼なんて誰と食べても一緒だから」
棘のある言葉に思わずズキッと胸が鳴った。
それは、そうだけど…。
時々無意識なのかこういう意味のないであろう言葉にも傷付いてしまう。

