暗雲のミシェル

今日
僕の机に
猫の死体が有った

猫の死体が入っていた
猫の死体…
猫…

空はとぐろを巻き
夕闇と共に
僕の心に暗雲が訪れる




猫とは死 なのだろうか


その日から
僕はいつも別世界で生かされているよう


しばらくしてまた学校へ行った
いつも
いつも
大人達は

僕の心の中までは見えない


そして
また

もういい

時計