花side
そして次の日。朝の勉強会から始まり、4時間目まで終わった。今は昼休みだ。今日も今日とて、私は人の頼みごとを聞いている。
昼休みが始まってすぐ、クラスメイトから代わりに英語のプリントを集めて提出しに行ってほしいとお願いされてまたまた二つ返事で引き受けてしまった。
「今日も時間ギリギリになっちゃったなぁ…」
そんな独り言を言いながら職員室へと向かう。今回も全員分を集めるのに手間取ってしまい、結局、全員分揃ったのは昼休みが終わる7分前。早くしないと授業始まっちゃう…!
「花?」
聞き馴染みのある声がして振り返ると伊織先輩がいた。私が持っているプリントの山を見て、何か考えてる様子。…どうしたんだろう?
キーンコーンカーンコーン
授業開始5分前の予鈴が鳴った。急いで提出して教室に戻らないと!
「すみません、また放課後に!」
そして次の日。朝の勉強会から始まり、4時間目まで終わった。今は昼休みだ。今日も今日とて、私は人の頼みごとを聞いている。
昼休みが始まってすぐ、クラスメイトから代わりに英語のプリントを集めて提出しに行ってほしいとお願いされてまたまた二つ返事で引き受けてしまった。
「今日も時間ギリギリになっちゃったなぁ…」
そんな独り言を言いながら職員室へと向かう。今回も全員分を集めるのに手間取ってしまい、結局、全員分揃ったのは昼休みが終わる7分前。早くしないと授業始まっちゃう…!
「花?」
聞き馴染みのある声がして振り返ると伊織先輩がいた。私が持っているプリントの山を見て、何か考えてる様子。…どうしたんだろう?
キーンコーンカーンコーン
授業開始5分前の予鈴が鳴った。急いで提出して教室に戻らないと!
「すみません、また放課後に!」



