花side
走って生徒会室へと向かう。定例会議は生徒会役員が全員集まって話し合うことになっている。みんなを待たせていると思うと、気持ちが焦る。
「すみません!遅れました!」
息を切らしながら、勢いよくドアを開けた。…あれ?まだみんな揃ってない。そういえば、今日は16時半からって言ってたような…。
「ん?遅れてないよ。花、走ってきたの?」
伊織先輩が柔らかい表情で話しながら近づいてくる。と、同時に先輩の手が私の頭に伸びる。
「チョークの粉付いてる」
先輩に頭をなでられているみたいで、鼓動が高まる。顔が熱い。自分でも耳まで赤くなっているのがわかる。
先輩を好きなことがばれないように、照れ笑いをしてごまかした。
走って生徒会室へと向かう。定例会議は生徒会役員が全員集まって話し合うことになっている。みんなを待たせていると思うと、気持ちが焦る。
「すみません!遅れました!」
息を切らしながら、勢いよくドアを開けた。…あれ?まだみんな揃ってない。そういえば、今日は16時半からって言ってたような…。
「ん?遅れてないよ。花、走ってきたの?」
伊織先輩が柔らかい表情で話しながら近づいてくる。と、同時に先輩の手が私の頭に伸びる。
「チョークの粉付いてる」
先輩に頭をなでられているみたいで、鼓動が高まる。顔が熱い。自分でも耳まで赤くなっているのがわかる。
先輩を好きなことがばれないように、照れ笑いをしてごまかした。



