花side
先輩に会った後、無事にノートの提出を済ますことができた。でも、結局、ミニテストの勉強は中途半端なままになってしまった。
結果は10点中7点。ちょうど合格ラインの点数で、ギリギリ合格した。受かってよかった…と一安心しつつ、頼みごとを引き受けたことを少し後悔した。
そしてその日の放課後。
今日は16時から生徒会室で定例会議がある。
荷物をまとめて、生徒会室へ向かいかけたところでクラスメイトに呼び止められた。
「花ちゃん、日直の仕事手伝ってくれない?もう1人の子が今日お休みしてるから、1人だと大変で…」
「うん、いいよ。じゃあ、私黒板消すね。」
「ありがとう。それ終わったら、窓の鍵閉めてほしい!」
「うん、分かった」
掃除の時間が朝じゃなくて帰りのHRの前だったら帰る前に黒板消さずに済むのに、とか思いながら黒板を消す。
チョークの補充、日付の変更、黒板消しのクリーナー掛けまで終わらせて、窓を施錠したところで、16時を過ぎていることに気付いた。
「わ!急がなきゃ!」
先輩に会った後、無事にノートの提出を済ますことができた。でも、結局、ミニテストの勉強は中途半端なままになってしまった。
結果は10点中7点。ちょうど合格ラインの点数で、ギリギリ合格した。受かってよかった…と一安心しつつ、頼みごとを引き受けたことを少し後悔した。
そしてその日の放課後。
今日は16時から生徒会室で定例会議がある。
荷物をまとめて、生徒会室へ向かいかけたところでクラスメイトに呼び止められた。
「花ちゃん、日直の仕事手伝ってくれない?もう1人の子が今日お休みしてるから、1人だと大変で…」
「うん、いいよ。じゃあ、私黒板消すね。」
「ありがとう。それ終わったら、窓の鍵閉めてほしい!」
「うん、分かった」
掃除の時間が朝じゃなくて帰りのHRの前だったら帰る前に黒板消さずに済むのに、とか思いながら黒板を消す。
チョークの補充、日付の変更、黒板消しのクリーナー掛けまで終わらせて、窓を施錠したところで、16時を過ぎていることに気付いた。
「わ!急がなきゃ!」



