花side
今は放課後、生徒会室で伊織先輩と2人で作業中。他のみんなは仕事を終わらせて帰っていった。先輩は書類のホチキス留め、私は報告書の確認をしている。
しばらくして、先輩が口を開いた。
「花、お人好しすぎるんじゃない?」
「…そんなことないですよ」
唐突な問いかけに驚きつつ、平静を装って答える。
「嘘。昼休みにすれ違ったときにしてた係の仕事、こないだと教科違ったし、自分の仕事じゃないでしょ」
「…はい、クラスの子に頼まれて」
「数学も?」
「はい、困ってるみたいだったので…」
キーンコーンカーンコーン
私の声に重なるように、完全下校10分前のチャイムが鳴った。
今は放課後、生徒会室で伊織先輩と2人で作業中。他のみんなは仕事を終わらせて帰っていった。先輩は書類のホチキス留め、私は報告書の確認をしている。
しばらくして、先輩が口を開いた。
「花、お人好しすぎるんじゃない?」
「…そんなことないですよ」
唐突な問いかけに驚きつつ、平静を装って答える。
「嘘。昼休みにすれ違ったときにしてた係の仕事、こないだと教科違ったし、自分の仕事じゃないでしょ」
「…はい、クラスの子に頼まれて」
「数学も?」
「はい、困ってるみたいだったので…」
キーンコーンカーンコーン
私の声に重なるように、完全下校10分前のチャイムが鳴った。



