僕より大きな物を背負っている君へ

みんなが目の前のご飯をほおばる。

「うま!これうまい!」

「かぁ~!幸せ~」

そんな喜びの声が部屋を飛び回る。

いいよな…お前らはそんなことで幸せになれて…

ほんと…本当に羨ましいよ…

          ♢

「ごちそうさまでした!」

三十分位たち、生徒全員でごちそうさまを言ったら各自部屋に戻ると言うことになっている。

「風呂風呂!」と言いながら走って部屋に戻るクラスメイトを、見つけた。

そう。俺たちは六組ある中で一番の風呂だ。

しかも、女子の方が後らしい。

「戻れ戻れ!」と言いながら走る矢島がいた。

はぁ…少し走るか。

部屋に戻り体操服やタオルなどを持ち、風呂場に行く。

更衣室で着替える。
そして全員が一斉に入る。

「いやっほ~!」「風呂最高ー!」

はぁ…うるさいな…と思いながら、出来るだけ早くそしてきれいに、体を洗い流し風呂に浸かる。

「ふぅ…」とひと息つく。

十分位経って俺は、風呂を上がる。

「もうあがんの?」と矢島が言う。

「いい…だろ?俺の…勝手…だ」

そう言って風呂を出た。

体操服に着替える。

「髪は…拭きながら…出ればいいか」

喋りにくいのにそう呟く。

すると何故か、きゃっきゃ、きゃっきゃ声がした。