僕より大きな物を背負っている君へ

「ごめ~ん、まおり!遅くなっちった」
と頭を軽く下げるのが見えた。連くんだ。

「ううん!全然待ってないよ!早くいこ!」
とまおりちゃんは言った。

まおりちゃんも連くんもいつも一緒にいる。
見たくない。

でもあの笑顔が目に入ってしまう。

二人を、眺めていたら、連くんと目があったような気がした。

「あっ!おみくじあるよ!いこ!」と俺は適当な 理由を作って目を逸らし、その場から逃げた。

「どうしたの?連?」

「…いや、何でもない。…やっぱそうなのか?」

「えっ?なんかいった?」

「いや…なんも言ってないよ。それよりあっちいこーよ!」

「…?、うん!」

          ♢

一時間がすぎた。

三年生全員が集合し、食堂でご飯を食べる。

「それでは、手を合わせて下さい」

「いっただっきま~す!」

そう言ってみんなが食事をしだした。

「これうまいな!」

「なにこれ!超うまいんですけど!?」

俺はゆっくりご飯味わった。