僕より大きな物を背負っている君へ

「なぁに?その紙と箱?」とまおりちゃんが言う。

「わかんない。とりあえず読んでみるね」

「『はるくんへ。お友達と遊べるようにトランプとか、ウノとか、入れておいたから、たくさん遊んでね?修学旅行たのんしでおいで。ばぁばより』って書いてあるわ」

箱の中にはトランプとか、ウノとか、他にもたくさんあった。

「おばあちゃん神すぎ!もう春遠のおばあちゃん大好きっ!」と咲瑛さんが言う。

「じゃあトランプで遊ぼっか」

そう言って。楽しい時間を過ごした。

         ♢

駅に着き、新幹線で長崎までいく。大体一時間半位かかった。新幹線では、女子三人組は少し遠いので、矢島たちと、他の男子たちと一緒に遊んだ。

そして、長崎に着いた。

またバスで移動だ。

座ると、当たり前かのように、席を後ろに向けて

「次これやろ~よ」

咲瑛さんが言った。

「まぁ時間はたくさんあるからね」
と、まおりちゃんがいう。

「じゃあこれやろうか」

そう言って俺は箱を開けた。