僕より大きな物を背負っている君へ

「それ…そのまんま寝落ちってのがオチじゃないの?」

「じゃあ…俺はどうすれば?」

そう言うと、咲瑛さんが「ん~…」と少し考えて「あっ!」と言って提案した。

「椅子回転して六人でなんかしよ~よ」
と提案した。

そう。このバスの椅子は回転する。

先生からも、許可を得た。

「さぁさぁなにする?」
とワクワクウフフな矢島が言った。

「カードゲームとか?」とまおりちゃんが言う。

「良いじゃん!」と優雅さんと矢島が言った。

「誰かなんか持ってる?カードゲーム」

まおりちゃんがそう言うが。

「私持ってない」「私も~」「やべっ、昨日準備したはずなのにな~」と咲瑛さん、優雅さん、矢島の順番で言った。

花都も首を横に振る。

「まおりは?」と優雅さんが言う。

「…持ってない」

沈黙が続く。

「春遠は?」とゆっくり咲瑛さんがいう。

「う~ん、入れたっけ?」入れた覚えないんだよな~と、思いながら探す。

ん?なんだこれ?

何やら紙と箱を見つけた。