僕より大きな物を背負っている君へ

バスに乗って少し遠い新幹線の駅までいく。

まおりちゃんや他の人も何かしら喋っている。

俺は、読みかけの小説があったから、先にそれを読もうとナップサックから出すと。

「おいおい、修学旅行に来てまで本読むのか?」
と矢島が横から言ってきた。

「なんだよ、俺の勝手じゃん」

「まぁ~そうだけどさ?ほら…こんな機会めったにないぞ?」と、いつもより当たり前そうな事を言っていた。’’たまには良いこと言うんだな’’といいたかったが、言わなかった。

「はいはい、分かりましたよ~だ」
と呆れたように言うと、「なんだと~?!」と、いつもの矢島に戻った。

でも正直、本が読めないとなると、何すればいいかな~…と少し目をつぶってたら…

「お~い、寝るな~」と声が聞こえてきた。咲瑛さんが言った。

「いや、何するか考えていただけで、寝ようとはしてませんけど?」と言うが。