僕より大きな物を背負っている君へ

そうかな~と考える。

でも正直入学当初よりかは、楽になった。

「そんな事ないでしょ!」
と俺は言った。

「まぁとりあえず。座りまっかー」

そう言って、列に並んだ。

二十分後全員いるとわかり、先生たちが動き出した。

校長先生の話や担当員の先生の話、カメラマンさんの紹介などが終わり、ようやくバスに乗れる。

バス座席は自分たちで決めた場所に座る。

「俺たちは、前から四番目だな」
と矢島と花都に言う。

「後ろの人が行くまでまつか~」と矢島が言い、花都も頷く。

ほとんどの生徒が行った後に俺たちは乗る。

「さびさび~」と手をすりすりしながら、バスに乗り込む。

「ふぅ」とため息を吐き、少し目を閉じた。

数秒経って、前から声がする。

「…おり!はやくはやく!…あ!足気をつけてね」と、優しい声がした。

ん?おり?おりってなんだと思っていたら前の席に誰か座った。

俺は目を丸くした。