僕より大きな物を背負っている君へ

矢島が「え~」と呆れた声を出した。

その後すぐに「あっ!」と言う。

「花都~会いたかったぞ~」と花都の方に、ダッシュし、抱きついた。

花都は、困った感じの反応をする。

「よっ!花都」と挨拶をした。花都も「よっ」と言わんばかりに、手をあげた。

「さぁ~て、体育館行くか~」
と言うと、二人が反応した。

          ♢

「おっ!結構三組のやつ来てんじゃん。おっは~」と矢島が言いながら、他の男子の方に行った。

「ほんと、元気ばかだな」

花都も首を縦に振る。

「あっ!春遠じゃ~ん。花都もおっはよ!」
と後ろから声がした。

「咲瑛さんじゃん。おはよ」

「もしかして、春遠…眠い?」
と当ててきた。お見事。

「そう。今日も眠いよ…」

「なんか春遠、入学式の時めっちゃ表情暗かったけどさ、今ではすごい明るいよね!」
と、咲瑛さんが言ってきた。