僕より大きな物を背負っている君へ

「おっ!青木くん、どうだ!前の話引き受けてくれるかい?」

「ごめんなんだけど、俺も三年だし…今更野球部に転部する予定はないよ」

こいつのなまえは野球部部長の大助 大輝(おうだ たいき)

肺活量もあるしバッティングセンスがすごくある!是非野球部に入ってくれ!と勧誘されて、断ったんだけど、しつこくて今ではもう大助くんの言うことは、全て流している。

「くそっ、今回もダメだったか。次こそ君を野球部に転部させてみせるっ!」

いや…だから、転部しないってと言おう思った時には、もういなかった。

はぁ~、本当に疲れるやつだ。
と思いながら、時計を見る。

やべっ…そろそろ時間だ。行かないと。

俺は、第一音楽室に走った。

         ♢
 
「ふぅ、ちょっと時間削っちまったな…」

第一音楽室に入ろうと、思ったら綺麗な音色が聞こえてきた。