僕より大きな物を背負っている君へ

楽器庫から自分の楽器を取り出し、第一音楽室に戻る。今日はいい天気だ。晴れてるし。

「ふぅ…さぁて楽器楽器」

鼻歌を歌いながら楽器のケースを開け、クラリネットを組み立てる。

「あっ!」楽器ケースを開けて思い出す。

「楽譜!教室に忘れちゃった」と言って、楽器ケースを閉め、第一音楽室を出て教室に向かった。

あ~まじでやらかした~とか思いながら教室に向かう。扉を開け、楽譜を取り出した。

「あったあった」

「…ん~…せっかくならどっかふらふらしていこっと」

この中学校は、近くでも有名で、色んな人が来る。

転校生とかも年に二、三人来たりする。

でもよくある、転校生がすげー可愛いとか、めっちゃかっこいいという、シチュエーションは全くない。

そんな事を考えていたら、ドタドタ走ってくる連中がいた。

野球部だ。