僕より大きな物を背負っている君へ

「なんか反応薄くない?」と咲瑛さんが顔をしかめて言った。

「いやいや、そんな事をないよ?」と言うが。

「いやだって、’’へ~’’じゃん!もっとこう。
えっ!まおりちゃんやってんの?!とか、どんぐらい進めてんの?とか話広げたり、すんのが普通じゃあない?」

たしかにそっか、さすがにへ~’’はおかしかったか。

「話広げたりするの苦手だからさ。特に女子と一対一とかになったらなおさらだから」

「あ~、そうゆうことね。もっと頑張れよ~」

マジで話せるようにならないと、これからも将来困るよな~と俺は思った。

「あっ!ついたよ、職員室」

おっ、やっと着いたか。

「失礼しま~す」と咲瑛さんが言う。

「三年三組。宮野 咲瑛です。静海先生いますか?」

静海 茜(しずみ あかね)先生俺たち、三年三組の担任の先生だ。

「は~いどうかしましたか?」と静海先生が顔をひょこっと出した。

「班別研修のルートの書類を出しに来ました」
と神接客でこなしていく咲瑛さん。

「はい。貰いました。期限より前に出せて良い班ですね」と先生が褒めてくれた。まぁ俺に言われた訳では、ないけど。