僕より大きな物を背負っている君へ

「今のところは、大丈夫そうだよ」

と優雅さんが安心した声で言った。

「…せっかく来て貰って悪いんだけど、春遠くん以外は外してくれない?」

「え?俺も心配してるんですけど」
と矢島が言う。そうだ、なぜ俺だけ残れと?

花都も首を縦に振る。

「いいからいいから、春遠くん以外は外して、
頼むっ!」と目をつぶって、手を合わせた。

「お、おう、わかった。じゃあお大事に」
と言って。矢島と花都は保健室から出てった。

「えっと~なぜ俺だけ?」

「春遠には言っといたほうがいいかなって。ていうか、知ってるでしょ?同じ部活なんだから」

言っている意味がさっぱりわからないですけど。

「正直…さっぱりなんだけど」

「あれ?まおりもしかして言ってない?」
と咲瑛さんが、困惑した。

その時だった。