僕より大きな物を背負っている君へ

五月になった。

朝のホームルームが始まった。

「えー明日から修学旅行について色々話して行くのでそのつもりでいてください。」

クラスが五秒フリーズした。

「ええええええーーーーーー!!!」

生徒全員が言う。

「修学旅行とかってもっと二学期とかからじゃないの?!」

「何で五月?!せめて十一月とかだろ!?」

みんな困惑している所に先生が手を鳴らす。

「はい、静かに、冷静に考えて下さい。貴方たちは受験生ですよ?十一月なんかに修学旅行を入れたらどうなりますか?受験に支障が出たらどうするんですか?」という。

そう、俺たちは、受験生。十一月になんてもってのほかだろう。

みんなも納得したようだ。

「たしかに~それもそうか」

「盲点!」

とちらほら言っていた。

朝のホームルームが終わった。