僕より大きな物を背負っている君へ

「お前さ。一回当てただけで調子乗んなよ」

無慈悲な言葉が飛んでくる。

「別に…調子になんて乗ってないよ。それとも負け惜しみ?」

両手を後頭部に当て、少し笑って言う。

「それが調子乗ってるって言ってんだろ!」

無駄にでかい声が降りかかってくる。

「たかが遊びで本気になんなよ」

「はぁ?」そう言って俺の胸ぐらをつかみ、醜い顔を近づけてくる。

「ふざけんなよ?俺がお前ごときにやられるわけねぇだろ!」

「はいはい。負け惜しみ~」

「死ね!!」と言って手を上げる。

俺はとっさに両手を上げる。

だがこいつは止まらない。

本当に勝負ごとにうるさい奴らはわがまま赤ちゃんばっかりなんだな。

これだから本当の’’バカ’’は嫌いなんだ。

殴られると思ったその時だった。

「何してんの!」