僕より大きな物を背負っている君へ

四組の教室に戻り、制服に着替える。

「楽しかったな~」と一人で呟く。

ドッチってあんなに楽しかったんだな…

まおりちゃんは楽しくドッチ出来たのかな…

「春遠?どうした?」と後ろから声がした。

「いや…着替えてるだけだけど…?」

「そうか、ならいいや!」

そう言って、他の男子の方に行く。

元気バカだな。矢島は。

制服に着替え終わり教室の外に出る。

「今日も良い天気だね~」と二階の廊下から空を見上げる。

初戦のラスト、楽しかったな~

あんなボール投げれるなんて思って無かったし、いや~俺のことバカにした奴の負けづらは最高だったな~

「おい」

急に後ろから冷めた声が聞こえた。

恐る恐る後ろを振り向く。

俺をバカにした奴だ。