僕より大きな物を背負っている君へ

「行っちゃったね~」とまおりちゃんが清花の後ろ姿を見届けながら言った。

「実はさ…もう一個…あるんだ…」

「あれ?奇遇!私も!」

「え?そうなの?じゃあ…せーので、出そっか」

「いいよ!」まおりちゃんは満面の笑みで言った。

「せーのっ!」かけ声を合わせて一斉に出した。

次の瞬間…心臓が止まったような気がした。

「もしかして…」と俺がポツリと呟く。

「同じやつの…」とまおりちゃんが呟く

「色違い?」

二人で声を合わせて言った。

俺が遊園地で買ったあのキーホルダーは赤色の糸とピンク色の花だった。

でもまおりちゃんが買っていたのは、俺が買った物とほぼ一緒で違うのは色だった。

青色が太陽を反射して輝いていた。

「ねぇ…交換しない?」

まおりちゃんから提案が来た。

「いいよ…何なら俺もそう思ってた」

お互いの買ったキーホルダーを交換し、既に付けているお揃いの緑色の勾玉とこのキーホルダーを鞄に付けた。

お互いの’’イメージカラー’’の交換だ。