僕より大きな物を背負っている君へ

「なんか…まおりちゃんと夕暮れ見ると…もっと綺麗だな…」

夕日を見ながらまおりちゃんに言う。

「私も…春遠くんと見ると…すごく…もっと綺麗に感じる」

二人で一緒に夕日を見る。

「まおりちゃん」と名前を呼ぶ。

「何?」まおりちゃんは笑みを浮かべて俺に言う。

「俺は…まおりちゃんにたっくさん助けてもらった」

まおりちゃんはまっすぐ俺を見ていた。

「俺よりも…大きな物を背負ってる、まおりちゃんに今まで言いたかったことがあるんだ」

俺とまおりちゃんはゆっくり立ち上がる。

深く息を吸ってまおりちゃんに向けて言う。