僕より大きな物を背負っている君へ

「じぇっとこーすたー?」

カタカタ声でまおりちゃんに言った。

ふふっと笑い「なんでそんなカタコトなの?」とまおりちゃんは言った。

「春遠はジェットコースター苦手なんだよ!」
後ろから元気な声が胸に突き刺さる。

「あ~、春遠~そうなんだ~」

咲瑛さんもニヤニヤしながら言う。

「じゃあ、なおさら乗ろう!」

まおりちゃんが近づいて、両手でパチンと手を合わせて言う。

「いや…ちょ…まじで無理っす…」

まおりちゃんが近い…

そんな事を思っていたら両手を誰かに掴まれぐいっと引っ張られる。

「…え?」

まおりちゃんと咲瑛さんが手を掴み、矢島と優雅さんと花都に背中を押される。

「レッツ…ジェットコースター!」
とみんなが声を合わせて叫ぶ。

…ん?あれ?花都が声を出したような…?

そんな事を考える暇もないほどダッシュでジェットコースターまで走った。