僕より大きな物を背負っている君へ

「はぁ、ついにきてしまったか…」体育館に入ったすぐに大きなため息を吐いて矢島の隣で呟く。

「そうだよな!マジで楽しみ!」と矢島が言った。こいつはほんとにわかってない。

この反応を見ろ!楽しそうに見えるか?っと言いつけてやりたい。

『えー生徒の皆さんは、クラス番号順に並んで下さい』と放送がかかった。

「行くか」と矢島に言う。

「おっけ~」はぁ、本当にこいつは、能天気だ。

そして番号順に並んだ後、全員座り校長先生がマイクを持って、礼をした。

『皆さん今日は、待ちに待った球技大会です』

『全身全霊でみなさんの熱い戦いを見せてください』と言ってマイクを担当の先生に返した。

別に待ちに待ってないし、熱い戦いもしたくない。と心の中で言う。

『では、まず一組と二組、三組と四組がやって下さい。五、六組は教室に待機してて下さい』

初っ端から、三組だ。

だが、このクラスマッチは男女が別々になっていて先に女子の方からやるらしい。ラッキー!っと心で叫ぶ。

でも、女子の方から一人抜けている子がいた。